Question1
入れ歯になる前に
インプラントになる前に
できることがあります
フランスはパリの中年紳士の
トレンド、
それは矯正治療です。
これは、フランスで矯正勉強してきた
日本人の先生のお話です。
かっこいいおじ様が
多かったそうです。
中年になって矯正治療?
どうしてでしょうか?
Question2
若い時にやった矯正は
永久保証ではありません
「最近、上の歯が出っ歯に
なってきた。」
「下の歯は、凸凹になってきた。」
「若いときに矯正したのに、
なんでこんなことに
なってきたのかしら?」
どうしてでしょうか?
Question3
歯を残すための矯正?!
木の根っこがあるように、
歯にも根っこがあります。
家も土台があるように、
歯にも土台があります。
それが「歯槽骨」
(しそうこつ)です。
骨粗しょう症が進むように、
歯槽骨も弱ってくる。
それは加齢によることで、
やむを得ないことです。
家は、どういうふうにメンテナンス
するでしょうか?
実は、歯も同じことが言えるのです。
どんな方法があるのかご存知ですか?
■先生は矯正専門のお医者さんですよね?
はい。
当院に来院されるのは、お子さんが多いのですが、お子さんを
連れてきたお母さんが
「あたしは(矯正するの)遅いですよね」とおっしゃるのです。
そんなことはありません。できます。
情報がないだけです。
ただし、ある程度の年齢だからこそ必要な矯正もあるんです。
どういうことかというと、出っ歯になったり、凸凹になってきた歯ですね。
■そんな方、確かにいらっしゃいますね。
歯が長く見えてきた、歯ぐきが腫れぼったい、これが歯周病のサインです。
歯周病が進むと、歯がグラグラし始め、噛む力により出っ歯になったり、
歯並びが凸凹になります。
歯を支える歯槽骨が弱くなったことが原因です。
幸い、私は歯周病、昔で言う歯槽膿漏の治療もできます。
当院で歯ぐきのケアもできます。
■なんで出っ歯になったり凸凹になったりするのですか?
奥歯のサポートがなくなってくる(低くなってくる)ことで前歯が強く当たるようになります。
そして反対に、前歯が出きて出っ歯になります。
下の前歯は内側に倒れるので、凸凹にになってきます。
普通の歯医者さんのアプローチは、歯周病のみですので。
通常の治療では、出っ歯になって空いた歯の隙間は、削って埋める。
歯は健康なんですよ。でも、隙間を埋めるために削って埋める。
審美的なことだけのために削る。奥歯はインプラントにして、奥歯の建て直しをする。
■え?そうなんですか??
大学で習いますが、実際に患者さんの歯周病を治した経験はないです。
普通の歯医者さんと違うんですね、矯正の歯医者さんて。
虫歯も治せない、歯も抜けない、知識はあるけど実践がないので、出来ないんです。
自分の歯で過ごせるように戻してあげられればと昔から思っていました。
「新しい環境を作る」のではなくて、「戻す」ってことですね。
開業する前にアメリカに行ったとき、
歯周病の環境がある人で矯正をする人がいたん
ですけど、歯周病の人に矯正しても、
土台がしっかりしてないから、また戻っちゃうんです。
歯周病なのに矯正を始めてしまうことに、
ずっと疑問を抱いていた。
その疑問が、ここへ来て再燃してきたんですね。(笑)
歯周病治療をきちっとしてから、
歯周病によって倒れた歯を立て直す。
「こんなやり方があるんですよ」ということを
アピールしたいんです。
症例がまだ余りないので、学会に出せない。
歯医者仲間に知らせるよりも、一般の人に
知らせるほうがいいと思い、ウェブで発信することにしました。
私は矯正専門医ですが、一般歯科の領域である歯周病まで
面倒見ることはできます。
■新しいですね!!
はい! 矯正の先生は、歯周病、業界では「ペリオ」といいますがペリオに興味がないんですね。
でも取り入れて治ったら嬉しいじゃないですか?
加齢によって歯が出てきたことで、矯正歯科に来る人はいませんよね?
倒れてくると「はい、抜きましょう。インプラントか入れ歯にしましょう」
という事になってしまうのです。
奥歯は大事なんですね。年とともに前に倒れてきます。土台である歯槽骨かが弱ってくるから。
そもそもの人の噛みあわせ方は、力が前に前に来るという噛み方なんですね。
「大人の矯正」は「倒れたものを治す」という意味合いの矯正です。
■みんなそうなるんですか?
土台がしっかりしている人=歯周病のない人は、大丈夫です。
あと、遺伝もあります。先天的に歯槽骨が脆いという方もいます。
お父さんお母さんが若い頃から入れ歯だった人、気にかけていただきたいです。
■今まで治療された方はいますか?
一般歯科さんのご紹介で、歯並びを治したいことで
ご紹介いただきました。
「歯並びが嫌だわ、治したいわ」というリクエストだったのですが、
拝見すると、歯茎が腫れていました。
まず、歯周病の治療からスタートしました。
矯正歯科ですが、歯周病の治療もできます。
「矯正はいや」という方は、歯を削って、大きい歯をかぶせるということしなくてはなりませんね。
歯は健康なのに、もったいなくありませんか?
八重歯のおばあさんて見たことないでしょう?どうしても抜けちゃうんですね。
重なっているから、磨ききれなくて、抜けてしまうのです。
そういえば、こんなデータがあります。
8020運動というのがありますよね。
80歳で歯を20本残しましょうという運動です。
成人の歯は、親知らず含めて32本あります。
現在の平均の歯の残存数は80歳で13本です。
昔に比べたら、多くなりました。
でも、80歳で全部自分の歯でいることは、
手入れをすれば出来ないことではありません。
実際にいらっしゃって、目黒区ではいい歯の日に
8020運動の表彰がされています。
みなさん、一様にお元気な方ばかりです。
自分の歯をアプローチの1つとして、「大人の矯正」
を提案したいのです。
まずは、カウンセリングに来ていただきたいと思います。
悩んでいらっしゃることを、ドンとお話ください。
わたしもざっくばらんにお話させていただきますので。